FC2ブログ
90年代ボクシング回顧録
僕が大好きだった90年代初頭のボクシングに纏わる思い出ブログ
ボクシング



リンク

このブログをリンクに追加する



プロフィール

90's box

Author:90's box
90年代初頭のボクシングを愛した昭和40代生まれの男



FC2ブログランキング

FC2ブログランキング



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



BOXING



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



ブログ内検索



RSSフィード



鉄人は戦い続ける
ラドッグに2度勝利したタイソンは、
確実にロードバックへの道を走り続けた。

かつて手にしていた栄光を求めて。
そして失った王座を取り戻したのが、
王座陥落から6年後のこと。

その間、何故、6年もかかったか?
実はラドック戦後、タイソンはレイプ事件で収監されていたのだ。

それでもタイソンは96年3月にフランク・ブルーノを撃破してWBC王座を獲得したし、次戦、同じ年の9月にはWBA王座ブルース・セルドンも難なく攻略した。

僕はブルース・セルドンの試合をタイのバンコクのテレビ中継で見た。
安宿街にある小さな外国人食堂の前に「TYSON ON AIR」の文字を見つけたからだ。

灼熱のバンコクで見たタイソンは、
試合に勝ち王座を手にしたが、
それまでに失った多くのものは決して取り戻すことは出来なかったように見えた。

この試合までに彼は、
信頼していたトレーナーをクビにし、
レイプ事件でキャリアに大きな穴を開け、
結婚相手を失った。

勝利はしたが、決して失われたものは取り戻していない。
一体、どうしたら取り戻せるのか?
タイソンの目はその何かを求めてリングを彷徨っていた。




スポンサーサイト



テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

ラドッグとの死闘
ラドッグとタイソンは2度戦った。

1度目の対戦はタイソンのTKO勝ち。

しかし、レフェリーが早く試合をストップしすぎたということで、
2戦目が行われることとなった。

二戦目は強打者同士の対戦でありながら判定となった。
こんな殴りあいがタイソンを壊していったのだろう・・・。

あの美しい動きはラドッグとの第一戦を最後に永遠に見られることはなくなった。
あのスマッシュを避けた一瞬の動きで全て燃え尽きてしまったかのように。

テーマ:日記とみせかけて日記 - ジャンル:日記

鉄人の瞬間
鉄人の芸術的瞬間。
それはタイソンのロードバック、
3戦目に起きた。

対戦相手はドノバン・レイザー・ラドック。
スマッシュというアッパーと
フックの間という一撃必殺の
パンチが武器のスーパーボクサー。

この試合の1ランドのこと。
ラドッグ、凄まじいスマッシュをタイソンは避けた。
その瞬間の動きを僕は今も忘れない。

僕はその瞬間のタイソンの動きを
何よりも芸術的なものだと思った。






テーマ:ヽ(*´∀`)ノワーイ - ジャンル:日記

鉄人の美
鉄人・マイクタイソン。

彼は三冠王座を統一し、勝ち続けた。
まるで無人の野を歩むかのように、
その強さを見せ続けた。

打って倒して。
対戦相手を木っ端微塵に粉砕し、
彼は連勝ロードを走り続けた。

しかし、
マイケル・スピンクスをわずか90秒ほどで
ノックアウトした試合がピーク。

彼は次ぎの試合。日本で初めてリングに沈む。
それからタイソンの真の戦いが始まる。

ザ・ロード・バック。
そう銘打たれた彼の復活劇。
その第三戦に奇跡ともいうべき瞬間が訪れる。

僕にとっては決して忘れられない瞬間。
もう今はいない彼女の面影を繋ぐ瞬間でもある。

その瞬間があるからこそ、
マイク・タイソンは決して僕の心から離れえぬボクサーなのだ。


テーマ:日記 - ジャンル:日記

鉄人の芸術
僕がマイク・タイソンに魅せられた理由。

それは彼に敗れたボクサーの負けっぷりにあったかもしれない。

初めてタイソンが王座についた時、
その王座から陥落したトレバー・バービック。

何度もリングから立ち上がろうとしながらも、
体が言うことを利かず彼はテンカウントを聴いた。

こんな凄まじいボクサーがいるのか?
当時、タイソンの勝利を見た者は、
僕だけでなく世界中の人が、そう思ったに違いない。

そんな驚異の鉄人によって、
トレバー・バービックは虚ろな瞳でリングを這い回った。
プライドをズタズタにされた人間の姿がそこにはあった。

驚異の鉄人を育て上げたのは、
言うまでもなくカス・ダマトという名伯楽だった。
彼はタイソンの才能を見抜き、
養子にして育てた。

しかし、タイソンがチャンピオンになった時には、
既にこの世にはなかった。

ダマトの早すぎる死がタイソンの未来に暗い影を落とす。

そのことは、彼がトレバー・バービックをほふり、チャンピオンになってから、随分、後になって分かったことだけど。


テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記